平日？！

久しぶりに友人と会い、「オルセー美術館展」を見てきました。

平日だし、そんなに話題になっていないし（と思っていた）以前来たときはミッドタウンもできたばかりでレストランなどどこも混んでいたけれど、それも落ち着いただろうし、今度はゆっくりできるだろうと思っていたワタクシ達でしたが。

いや～、甘かった。

ミッドタウンの方はオープン当時押し寄せていたおのぼりさん達（含ワタクシ）も一巡したようで落ち着いていたのですが、美術展の方は！

なぜ？なぜこんなに人が？！

美術を見る前に腹ごしらえ。行ったのはミッドタウンのなかのこちらのお店。

とにかくミッドタウンの中で行列がいつもできているお店として知られているようで、奥には広めのテラスがあり、テラスの周りには花が植わっていてその向こうにはミッドタウンの前にある公園の緑が広がり結構いい雰囲気！（でもワタクシ達は残念ながら店内のお席でした）そしてミッドタウンのこんな絶好のロケーションの割にはランチは格安、それにこんなに並んでるし・・・と結構期待も高まっていたのですが。うーんこのお店、テラスに座らないと意味がないかも！特にサービスは要改善という感じも（辛口失礼）。お腹がいっぱいになったところで美術館へ。

「これだけの作品が一度にオルセーを離れることは二度とない」みたいなキャッチコピーの今回の展覧会。特に見たかったのはゴッホとゴーギャンでした。

あれ？いつからヴィンセントヴァンゴッホじゃなくなったのでしょう？ 

ゴッホも、ゴーギャンももちろんよかったのですが、意外にも印象に残ったのは

これは意外に結構大きな絵で存在感あり。ちょっと暗い独特の雰囲気のある絵でした。

名前を聞いたこともない作家でしたが、なんだかすごく印象的な絵でした。

とにかくすごい人で、特にイヤホンガイド（？）の説明のある絵の前は大混雑！みんなじーっと説明を聞いているのでうごかないんですよね。（ワタクシの友人もこれを借り、最初から律儀に全部の説明を聞いてました。おかげでワタクシは出口で３０分以上彼女を待つはめに・・。ああ、しんど。）じっくり絵を観賞というのは難しいかもしれません。平日であの混雑ということは土日はどんなことになっていることやら。怖っ。

よく見てみるとどうも団塊世代のみなさんが多かったようでした。お金にも時間にも余裕ありという感じ。そういえば歌舞伎座にも同じような世代が大挙していらしているような気が。いいなあ、ワタクシ達が定年退職したあとこんな風に過ごせるとはあまり思えないんですけど・・・。